#えのきと地域のみなさんと #えのきと地域のみなさんと 在宅での看取り支援について #施設基準について #私たちの想いと考え方(ブログ) 痛みを我慢することが、優しさとは限りません 2026.06.18 訪問看護でお伺いしていると、 「大丈夫です」「これくらいなら我慢できます」と話される方がいます。 本当に大丈夫なこともあります。 けれど中には、 家族に心配をかけたくない、 迷惑をかけたくないという思いから、 痛みを我慢されている方もおられます。 痛みは、我慢している間にもおうちでの過ごし方に影響します。 夜眠れない。 食事が進まない。 動くことがつらくなる。 表情が険しくなる。 会話が少なくなる。 「痛い」と言葉にされなくても、生活の変化として痛みが現れていることがあります。 また、痛みには種類があります。 炎症による痛み、 神経が関係する痛み、 病気の進行による痛みなど、 原因によって効きやすい薬も変わります。 一般的な鎮痛剤のカロナールやロキソニンで楽になる痛みもあれば、 それだけでは十分に和らがない痛みもあります。 がんなどの強い痛みでは、医師の判断のもとで医療用麻薬を使うこともあります。 「麻薬」と聞くと不安に思われる方もおられますが、 医療用麻薬は痛みを和らげるために使われる大切な薬です。 痛みが楽になることで、眠れるようになったり、 食事がとれるようになったり、家族と話す時間を持てるようになることもあります。 痛みを伝えること、表現することは、 弱さではありません。わがままでもありません。 利用者さんだけじゃなく、一緒に暮らすご家族も守るための大切な情報です。 「これくらいなら」と抱え込まず、痛みがある時は教えてください。 私たち訪問看護師は、その痛みの原因を一緒に考え、支えていく。 家族は愛で支え、訪問看護師は看護技術で支えます。 痛みは我慢するのではなく、 痛みの情報を私たちと共有することから さまざまな変化を受け止め適切な看護を提供していきます。