なぜ訪問看護がいいの?

病気になって、手術して入院。手術の後、経過もよくって、みるみる元気になって退院したら病気の前よりも元気になったよ!こんな人ばかりではありません。青汁のドラマじゃないので。お歳を召されると病気や状態の悪化に対応が難しくなります。病気の種類・程度によっては若い年齢であっても、大きく身体にダメージを負います。
しかも患者さんの年齢が若ければ若いほど、本人とそのご家族の心のダメージは、より大きく・より強くなります。訪問看護の第一の役割は、
身体に負ったダメージを少しでも軽くするために、
医師の指示の基、医療処置を行い直接的な苦痛を取り除くお手伝いをします。
お家に伺った看護師が、目・耳・手・口を使って
患者さんの状態や訴えを確認し、それに沿った対応や処置を行います。
二番目の役割は心を整える事。
病気になると、不安が心を襲います。
患者さん本人だけでなくご家族も。
病気になって不安があるのは当然です。先が見えないもの、経験したことの無いこと。未知の苦しみや痛みへの恐怖は計り知れません。
看護師は患者さんとそのご家族の不安を聞きます。
そして現状の説明をして、今後の予想される事とそのことに対する提案をします。そのことを繰り返します。お家にいる患者さんやご家族を孤立させません。
そしてお家にいる事が一番患者さんの心が整う事を我々は知っています。
お家にいる。この当たり前の事に理由はありません。
お家にいる事を看護の力で支えるのが訪問看護です。